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第1話 下僕王タコベエ出陣!

都会の中心からすこし離れた街。何も変化もない平和な日々が続いていた。
ある晴れた日の朝、いかにも路上にいる日雇い労働者という恰好をしたオッサンが住宅から出てきた。
彼の名はタコベエ。配管工で金も地位も名誉もすべて欠如した男である。
タコベエは郵便受けからピンクチラシを取り出し、懐に入れた。
チラシ、パンフレットを収集するのがタコベエの趣味の一つである。
辺りを見渡し、さらに床に落ちているチラシも拾い集め、懐に入れた。
タコベエはニヤニヤしつつ1枚のキャバクラのチラシを食い入るように見つめている。

タコベエ:。。。(行こうかのう。金ない。どうしよ。)

と思いつつも体が無意識にキャバクラ方面に向かい、自転車を駆りだした。
タコベエの目的地は舞台は都会の中心部に位置する繁華街。
日中は人々で賑わい、夜はネオンの光が大人の雰囲気を醸し出す。
近代的な街並みの中に生活の匂いが染みついた自転車が迷い込んできた。
ピンクチラシを片手に誰が見ても挙動不審者と見て取れる男タコベエ。

タコベエ:(ニヤニヤしつつ)「どこや?」

少しうろついていると、何やら行列らしきものを発見。

タコベエ:女おるんか?

建物のいたるところにアイドルの写真を使用したイベントのポスターが貼られていた。
何が何だかわからぬままタコベエは行列の最後方に並んでいた。
しかしポスターを見てみると、

タコベエ:???パチンコぉ???出るんかのう?金ない。

大手パチンコチェーン店でパチンコ誌主催アイドル来店イベントということをしばらくしてから気付いた。

??? :はぁ…こういう大きいイベントにもなるとろくでもないのが集まってきやがる。
いかにもアイドル目当のデブオタに…

デブオタは数々の美少女系のグッズを身に纏い所狭しと行列に加わっている。

??? :人生終わってる感のオーラが漂うニート… 俺も人のことは言えんがな…

ニート :ブツブツ…

??? :そして、残飯漁りでもしてそうな小汚いオッサン…

タコベエ:金ない。女ほしい。

タコベエは集めてきたチラシ類を床に並べ、眺めている。

??? :クズどもめがっ。幸い前日に整理券もらっといてよかったぜ。

彼の名はジッポ。この近辺では名の知れたパチプロである。
一旦火が点くと、フタを閉めて消さない限り延々と燃え盛り、
その出玉の勢いは何人たりとも止めることができず、
やがて炎の如く跡形もなく焼き尽くすかのように出し尽くすことからそう呼ばれている。

ジッポ :今日はさっさと切り上げてキャッキャウフフしに行くか…

だが、さっさと帰りたい時ほど帰れないもの。
何やらいかつい連中がこちらに向かってくる。

謎の集団:なにジロジロ見てんのやコラァ!
ばあさん:ちょっと、静かにしいや!朝っぱらからうるさいなぁもぅ!
謎の集団:すんません…。

ジッポ :!!あいつらは…
まちがいない!虚塵(きょじん)組だ!
やつらが去った後には標的は魂ごと虚しく跡形もなく塵と消えるといわれている…。
しかし何の問題も起こさなければただの人だ。要するに関わりあわなければいい。

構成員 :ぬわぁに〜?整理券を配っていただぁ〜?

係員  :…申し訳ございませんが、整理券のない方は最後列にお並びください。

構成員 :せこいマネしやがって!海底に沈めるぞコラァ!
御大  :おい!騒ぐな!ちゃんと列に並べや。
ばあさん:周りが見てるやんか!もうちょっと考ええやぁ!
構成員 :へい…すんません…

ジッポ :さすがに出入り禁止になりまくっているだけに
騒ぎを起こせば指名手配になることだけはわかっているようだな。
しかし、あのばあさんは一体何者なんだ…あのチンピラどもを怯えさせるとは…

タコベエ:あ〜あ…金ないし女来ないかのう…

そうこうしているうちに時間が経ち開店の時間を迎えた。
タコベエの金と女を巡る運命のバトルが今開幕した。


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